新型コロナウイルスの影響が続く中、西日本鉄道は天神大牟田線・貝塚線で終電時刻を30〜60分程度繰り上げます。
これは、福岡県に発令された緊急事態宣言および福岡県からの要請を受けて実施されるものです。実施期間は5月12日(水)から当分の間です。
天神大牟田線(太宰府線・甘木線を含む)では、終電時刻が約30〜60分程度繰り上げられます。西鉄福岡(天神)駅を基準にすると、通常の終電が23:35発(普通・筑紫駅行)のところ、35分繰り上げられ23:00発(急行・西鉄柳川駅行)が最終電車となり、その後の列車(平日5本、土日祝4本)はすべて運休となります。天神大牟田線では3月13日に終電繰り上げを含むダイヤ改正が実施されましたが、今回は終電時刻がさらに繰り上げられることになります。
そのほか、土曜・日祝日は特別ダイヤでの運転となり、日中時間帯を中心に減便されるほか、朝・夕時間帯については一部の列車の運休および時刻変更が行われます。
貝塚線では、貝塚駅発・西鉄新宮駅行の終電が通常の0:12発から23:15発に57分繰り上げとなります。同様に繰り上げられる福岡市地下鉄箱崎線の終電(貝塚駅23:09着)からの乗り換えができます。西鉄新宮駅発・貝塚駅行の終電も0:17発から23:20発へと57分繰り上げられます(時刻表は下表を参照)。また、土曜・日祝日は特別ダイヤでの運転となり、日中時間帯を中心に減便が行われます(朝・夕時間帯は通常どおり運転)。
天神大牟田線・貝塚線とも、始発列車の時刻に変更はありません。また、平日ダイヤでは終電繰り上げ以外の減便は行われません。
西鉄では、各駅の詳細な終電時刻を5月10日(月)以降に公式サイトで案内するとしています。また、実施期間の終了については改めて告知するとのことです。